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ホームインスペクターの本音アンケート!住まいのプロに聞いた「お勧めする?しない?」家づくりのアレコレ

2023-03-14

3月14日は「ホームインスペクションの日」̽です。一般的な住宅を1軒ホームインスペクションする所要時間が、平均3時間14分であることから制定されました。


 この日を記念して、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)を対象に「家づくりアンケート」を実施し、これから家を建てられる方に、お勧めしたい仕様についてヒアリングを行いました。


※NPO法人日本ホームインスペクターズ協会が制定。


家づくりの仕様どうする?住まいのプロはこう考える


理想の家をつくるために、最近の家づくりでは、様々な設備や仕様の選択肢があります。その中でも、検討される方が多い仕様について、実際はどうなのでしょうか。多数の現場を見てきたホームインスペクターにアンケート調査を行った結果、各仕様については、意見が分かれるものもありました。 


※このアンケート結果は、個人の見解をまとめたものです。


おススメする派が多い仕様とその理由


①断熱等性能等級6以上


 「断熱性能の基本性能UPでメンテナンス要らずです。」


 「寒い地方では断熱関係は必須だと思います。」


 


②樹脂サッシ・内窓


 「非常にお勧めです。間取りや見た目以上に、暑い・寒いは暮らしを快適にするのに大きく役立ちます。」


 「断熱性能UPするものでメンテナンスがいらないものはお勧めしています。」


 


③ハニカムスクリーン


 「比較的安価で、断熱性もあり意匠的にも美しいです。」


 


④防犯フィルム

 「昨今の強盗事件等の件もあり、新築戸建を建てる方はとても意識が高くなってきているという実感があります。時間稼ぎになることから有効な手段と言われています。」


 


⑤ガルバリウムの外壁


 「へこみ易く施工性にはやや難ありですが、窯業系サイディングと違い凍害等の心配もないです。耐久性に優れ、軽いため耐震性向上にも有利です。」


 


昨今の光熱費高騰や防犯意識の高まりを受けて、新築時だからこそ導入でき、家の性能がアップしメンテナンス要らずで、費用対効果が高い仕様は新築時導入を勧める意見が多くありました。


「場合によってはおススメしない」という意見もあった仕様とその理由



①ディスポーザー 


 「便利!だが、故障の原因になるような使い方に気を付ける必要があります。」


 「(一戸建ての場合)費用対効果の面ですすめてはおりません。今はもっとエコな方法もあります。」


 


②全館空調 


 「省エネ効果や機械のメンテナンス性を考えたときに、コスパがよくないです。」


 「費用対効果の面で、熱交換の換気扇の方が良いと思います。」


 「交換コストが高額になる事と、既存のダクト配管内部の劣化対策が難しいです。」


 


③1種換気などの換気システム 


 「快適性と費用を考えると他の選択肢もあります。」


 


「場合によってはお勧めしない」回答に共通しているのは、「予算との関係や暮らし方で必要性が変わる」という意見でした。快適性と費用のバランスを考えると、維持管理が必要な機械系の設備や、省エネ効果が低い仕様については、ケースバイケースで考える必要性があるようです。


まとめ:ホームインスペクターの視点


今回のアンケート結果をみると、将来的にどういうメンテナンスが必要か、維持管理コストがかかるか、という視点でお客様にお勧めすべきかどうかを、検討するホームインスペクターが多くいることが分かりました。それは、職業柄、新築住宅だけでなく中古住宅も数多く見ているだけに、10年、20年後に住まいがどう劣化していくのかを熟知しているからです。


ホームインスペクターは「ただの検査屋さん」ではなく、「住まいのコンサルタント」という側面を持っています。ぜひみなさんもインスペクションを受ける際には、インスペクターにこれからの住まい方や、住宅の仕様などについても質問してみてください。


注文住宅での家づくりは、大きな買い物だけに、長期的な目線で、予算を守りながらお金をかけるところ、抑えるところのメリハリが重要です。今回のアンケート結果が、各々のライフスタイルにあった「理想の住まい」を考えるためのヒントになれば幸いです。

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