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安心住まいのためのお役立ちガイド

[リフォーム・リノベーション チェックポイント]
終の棲家に。セカンドライフを見据えたリノベーション

2019-09-18


長年家族の成長を見守ってきたマイホーム。子供達の独立後、夫婦のセカンドライフの始まりを機に、ファミリータイプから「終の棲家」仕様へのリノベーションを考える方も多いのではないでしょうか? いわゆる「シニア層」なる年齢にはまだ早くても、大人が日々の暮らしを豊かに、末永く快適に過ごせるような住まいづくりは、結果的に老後の安心・安全な生活にもつながります。


セカンドライフにはどのようなリノベーションが考えられるのでしょうか?社会的背景をふまえて、具体的に考えていきましょう。




セカンドライフのリノベーション意識は?


実際に、子育て卒業を機にリフォームを、と一念発起する夫婦はとても多いのです。

国土交通省の「住宅経済関連データ」によると、世帯主が40~64歳の複数人数世帯のうち、約65%が持ち家の戸建住宅に居住しており、その住宅の平均延床面積は約120m2という結果が発表されています。120m2の広さは一般に、3~4LDKのファミリータイプ。セカンドライフ世代の大半が4人家族仕様の持ち家に住んでいると読み取ることができます。

さらに総務省統計局の「世帯構造等基本集計結果」では「子と同居している」男女(有配偶者)の割合は50~54歳では7割超ですが、60歳前後では約半数、65歳超では4割を下回るという結果。年齢を重ねるごとに夫婦二人世帯の割合が増えています。


夫婦のみが残ったマイホームでどのように住まうかという課題が浮き彫りになる一方で、国土交通省住宅局の「住宅市場動向調査」によると、住宅をリフォームした人の動機として挙がったのが「住宅がいたんだり汚れたりしていた」といった不具合の解消だけでなく、「家を長持ちさせるため」「不満はなかったがよい住宅にしたかった」「家族や自分の老後に備えるため」といった前向きな理由が上位項目を占めています。


夫婦の数だけ存在する「大切にしたいこと」を引き立て、今ある家でこれからの生活をより良く住まうためのリノベーションに、今注目が集まっています。




セカンドライフ・リノベーションのポイント


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マイホーム長寿命化のための耐震補強


セカンドライフのスタート時にリノベーションを考えると、約20~30年間は住み続けることになります。この時点で既に築20年ほどと考えると、合計で約築50年に耐えうる強固な構造へ耐震補強しておく必要があります。収入が減り身体の自由も効きにくい老後に修繕費を支出する負担を考えれば、予め適切な補強を施すのが適切と言えるのではないでしょうか。

木造住宅の耐震補強の内容としては、大きく以下の工事が考えられます。

専門家に見てもらうなどして、今後の風雪や災害に耐えうるよう対策しておきましょう。


基礎の補強


ヒビ割れ補修や、基礎の強度が下がっている場合には鉄筋コンクリート補強体と一体化させる工事を行います。


土台・柱の補強


経年劣化やシロアリ被害のケアなどを目的に行われる工事です。土台の交換や柱の腐食部の根継ぎ、耐震用金具を用いた補強などを行います。


壁の補強


間仕切壁など、現在は構造体としての機能を持たない壁に筋かいや構造用合板を入れて「耐力壁」として機能させます。


屋根の軽量化


瓦など重さのある屋根材が使われている場合に建物の負荷を減らすため、軽量の屋根材に取り替える工事を行います。


建物も人も健康に。断熱材の入れ替え・補強を


長年住んでいる家は断熱材の機能が落ちている場合も少なくありません。断熱性を高めておくことは夏涼しく冬暖かい家、そして湿気の処理に優れ、結露しない家にすることができます。


高断熱の住まいは木材が腐りにくく冷暖房効率の良い長寿命・低ランニングコストであるばかりか、特にシニア世代の方にはヒートショック対策を始め、冷え症などの体質改善や風邪対策に繋がります。


リノベーションによる断熱性能の強化方法としては、断熱材を外壁と柱の間に入れる「外断熱工法」、柱と柱の間や小屋裏、床下に入れる「内断熱工法」の大きく2種類に分けられます。


外断熱工法は外壁工事と関連させるため金額・工程両面において大掛かりにはなりますが、特に気密性が高まり結露対策に優れたリノベーションです。また、内断熱工法は使用箇所・使用量の調整が可能でコストを抑えられる点も支持されています。


バリアフリーを考える


身体の元気なうちは優先順位が下がりがちですが、リノベーションを機にバリアフリー仕様にしておくことを忘れないようにしたいもの。「今は必要ない」という場合でも、壁の内部に手すり用の下地を入れておくだけで、壁を剥がさず手すりの取り付けがスムーズです。


リノベーション後に別途大きな工事を入れる必要がないよう、設計者や工務店等と相談して改修項目を洗い出すことをおすすめします。インテリアの雰囲気を損ねない範囲で、必要に応じて採り入れられると良いですね。




「かっこいい」バリアフリーとは?


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シニア向けに見えないバリアフリー


バリアフリーで段差を解消することはシニアが暮らしやすくなるだけでなく、フラットな一続きの空間となり意匠面でも優れた空間演出となります。シニアに助かる引き戸もシンプルでモダンなデザインにすることで部屋を広く感じさせる効果もあります。アイアンの手すりやシャープなデザインなどディティールにこだわることで、インテリアの世界観を演出しながらバリアフリーの機能を満たすこともできるでしょう。


滑りにくく質感の良い床材


ウールカーペットやコルクタイルは身体に良く滑りにくいのはもちろん、柔らかな質感が目にも優しく上質な空間を演出。無垢のフローリングなども、素足でも冷えない優しい質感でおすすめです。


無垢材であれば、将来傷が気になった際には表面を削る工事を行ってリフレッシュすることも可能。天然素材はお孫さんが遊びに来た際にも安心です。


調湿防臭機能とデザイン性を両立させた高い壁材


塗壁には湿気が多い時は吸収し、少ないときには水分を放出する効果があるため、建物と人の健康維持に役立ちます。塗壁の中でも、特に珪藻土は防臭効果もあるとされており質感も優しく人気の建材。色のバリエーションも豊富なため、モダンなインテリアにも無理なく合わせられます。




夫婦の「良い距離感」を実現する間取り


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夫婦だけの生活を考えたとき、優先的に考えたいのが「間取り」を最適化することです。LDKを例にとると、特別分けたい空間が無く構造的に問題がない場合には、思い切って壁をはずしひと続きの部屋とすると、キッチンからダイニング、リビングまでが見渡せる大空間を生み出すことができます。


キッチンでの調理中に人と顔を合わせて会話ができる環境は、夫婦二人の時間ならゆったりとくつろぐことができますし、人を招いたホームパーティー等の際には物理面・心理面共にゆとりが生まれ、にぎやかなおもてなしの空間に生まれ変わります。


このように「閉じた部屋」を減らすことは、家の長寿命化にも繋がります。人の出入りが少ない空間を減らすことは、通気をして構造部の傷みを防ぐ効果があるからです。


なお、一人で過ごす趣味のスペースや収納などの確保には、壁ではなく収納棚などの家具でゆるやかに区切ると、開放感とプライバシー確保の両立を図ることができます。


お互いの気配を感じながら過ごすのか、完全に区切った個室で集中して過ごすのか。心地よい生活スタイルをイメージしながら夫婦で話し合い、間取りを今一度考え直してみませんか。




リノベーション前にまず自宅の総点検を


「どのような人生が、自分達らしいか?」そんなことを夫婦で改めて話し合うのも豊かなひととき。夫婦が輝けるセカンド・リノベーションを実現するために、まずは自宅の状態を知ることが第一歩。


実現したいプランが可能かどうか?自宅のコンディションやウィークポイントを把握するために、第三者のプロが調査するホームインスペクション(住宅診断)をおすすめします。


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