さくら事務所ホームインスペクション北海道(住宅診断・住宅検査)

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安心住まいのためのお役立ちガイド

[物件見学 チェックポイント]
知ってるとちょっと便利なエレベーターの話

2015-12-16

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新築マンションや中古マンションの共用部分、みなさんはどんなところをチェックしていますか?

キッズルームや集会室、ミニショップなど特別なもの以外、そんなに大差はないのでは?とお考えの方が多いのではないでしょうか。しかし、共用部分には実はチェックしておくと後々、役立つポイントがたくさん潜んでいます。

そこで、ホームインスペクター(住宅診断士)が「長く快適に住む」のに適した共用部分の事例をご紹介します。

今回のテーマは「エレベーター」。




あると何かと便利な副操作盤


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一般的に、入ってすぐ脇にある操作盤のほかに、「副操作盤」と言われる左右の低い位置に操作盤のあるエレベーターがあります。

小さな子供も上層階の数字が押しやすく、買い物などで重い荷物を手に持っているときも押しやすくあると便利なものです。

ただ、この副操作盤、本来の目的は車いすの方が操作できるようにするためのもの。

そのため、この副操作盤が設置されているエレベーターには、車いすの方が降りるときに後ろを確認するための鏡や手すりも併せて設置されています。

●操作盤と副操作盤のこんな違い

車いすの方の利用を想定しているため、実はドア脇の操作盤で操作したときより、目的の階に着いた際に長くドアが開いたままになるよう、設定されています。

後ろ向きで出るのはやや時間がかかりますから、利用者一人だけでも安全に降りられるように配慮されているのです。このパネルで階数ボタンを押すと、到着後ドアが閉まるまで少し時間がかかることを覚えておきましょう。

ちなみに、台車で荷物を運び出すときなど、少し長めにドアが開いていたほうがいいときにも副操作盤で階数ボタンを押しておくと便利です。

●かごの両側に付いていると配慮はバツグン

健 常な方にとっては、操作盤が右にあっても左にあっても困らず使えますが、片側の手が不自由な方が車いすでエレベーターを利用するときはそう簡単ではありま せん。副操作盤が自分の不自由な手の側にしかなければ、エレベーター内で車いすの方向を変えるのは困難ですから、行先階が押せないのです。

そこで、両側に副操作盤をつけてあれば、どちらの手が不自由であっても操作ができるというわけです。

なお、手が不自由な方だけでなく、日常で荷物やお子さんを抱えて片手しか空いてない、他の方が複数人乗っていてドア近くの操作盤を押しづらいというときにも使え、両側に副操作盤があると様々なシーンで便利でしょう。

エレベーターを呼び出すボタンにも違いが!


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タワーマンションなどの大型マンションでは、朝の混雑時にスムーズにエレベーターに載れるかどうかは、朝の貴重な時間を左右する大事なポイント。

2台以上のエレベーターが並ぶマンションでは、ボタンパネルがいくつあってもそのうちの1つを押せば全エレベーターのうち一番近い階にいるエレベーターがやってくるようになっています。

ところが、ボタンパネルに車いす表示があるパネルについては、ちょっと違います。実は、車いす表示があるボタンを押した場合は、複数のエレベーターのうち車いす対応のエレベーターだけが呼び出されるしくみになっているのです。

車いす用のボタンは低い場所にあり押しやすいことから日常的に利用されているようですが、すべてが車いす対応ではない場合、車いす対応のボタンでエレベーターを呼び出すと、車いす対応のエレベーターしか来ないのです。

これはデパートやホテルといった商業施設でも同じ。何台も並ぶエレベーターが、近くの階にいるのになかなかやってこない・・・と思ったら、車いす対応エレベーターを呼び出していたからだったということもあるのです。

車いす対応エレベーターでなくてもよく、そして朝の通勤・通学時など急いでいるときには、車いす対応ボタン以外で呼び出すと効率的です。




新築マンションを購入するときは、つい面白い施設や最新設備にばかり気をとられがちですが、20年30年と長くみ続けることを考えると、将来に備え、高齢化したときの身体機能の低下に配慮した設備があるのはとても心強いもの。

また、いずれ売却するとき、車いす利用者や一戸建てからバリアフリーを求めて住み替える年配層などの方には重要視してもらえるポイントです。日常生活ですごくメリットを感じづらくとも、実は将来を見据えるとあって得する設備と言えるでしょう。

なお、エレベーターは管理組合により後からバリアフリー化することも可能です。購入したマンションがバリアフリー対応のエレベーターでなくとも、居住者に高齢者などが増えてきたら管理組合でバリューアップ工事を計画するのもいいでしょう。

無いと絶対ダメというものではありませんが、あれば便利なものですから、現地見学時にはご自身のライフプランも踏まえぜひチェックしてみてください。

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