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安心住まいのためのお役立ちガイド

[物件見学 チェックポイント]
中古マンションの住み心地を知る方法

2015-01-28

内見では見えないマンションの素性


中古マンションを選ぶ場合、その部屋を見て、周りの環境を見て、自分の希望条件とほぼ一致するようであれば、そこで8割方心が決まります。

重要事項を読んでも特別気にかかる事項もない、管理人さんも真面目で、エントランス周りもきれい、予算的にも問題なく、ローン審査も心配なしとなれば、もう迷いはありません。

しかし、どんなに目をこらして見ても見えないのが、そこにどんな人たちが住んでいて、どんなトラブルがあって、管理上どんな問題を抱えているかというマンションのソフト面です。

「掲示板」をお見逃しなく


マンションの住み心地や寿命を左右する管理組合の運営状況が、外部者に伝わる唯一の場所がエントランスなどにある掲示板です。

無題

ここには、ゴミ出しルールなどに始まり、管理会社からのお知らせや注意書き、管理組合理事会の議事録なども掲載されています。

例えば、室内でのお子様の飛び跳ねに関する注意書きが掲載されていたとします。おそらく、上の階の子どもが飛び跳ねる音が階下の住人を悩まし、管理人に度重なる苦情が入ったのでしょう。

こういうところから、小さなお子様がいるご家族が多いのかもしれない、という住人の属性などが読み取れます。

また、理事会の議事録は、まさしく今、そのマンンションでどういった問題があるのかということが、リアルに分かります。

例えば、駐輪場や外壁へのいたずら書きが頻繁に発生し、どうも外部からの侵入者のしわざのようだ、と住人から情報があったため、防犯カメラの増設が決議されたという議事録が掲示されていたら、マンションの周辺環境を推し測ることができます。

「掲示板」が中古購入の決め手に


以前、中古マンションをご契約されたご夫婦に立ち会って、お引き渡し前のお部屋を調査させて頂いたことがあるのですが、そのご主人は、お部屋を見る前に、掲示板を見て、すぐに購入することを決心されたそうです。

さて、どんなことが掲示されていたのかというと、今度行われる大規模修繕の工事内容や、その際の各住人への注意事項が、理事長「自らの直筆で」丁寧に書かれていたそうです。

大事なところには下線を引き、太字ではっきり記してあり、理事長ご本人の几帳面さがにじみ出るような筆跡で、さらに事前調査の写真まで掲載してあり、どこを修繕したらいいのかが一目瞭然だったそうです。

このご主人は、以前、マンションの理事長をされていた経験があり、管理組合運営の大変さをよく理解されていたということもありますが、この理事長直筆の掲示を見て、このマンションの管理組合の健全さを即座に感じ取ったそうです。

中古マンションを選ぶ基準は、人それぞれかもしれませんが、単なる売買情報だけではわからないマンションの住み心地の良さや維持管理の姿勢は、こういうところから垣間見ることができます。
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