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ホームインスペクション現場実例集・現場同行記

中古マンションの浴室天井裏から分かる3つのこと

2014-06-27

中古マンションは、購入をしてからリフォーム・リノベーションを予定される方も多いと思います。

注意をしたいのは、「共用部分」と 「専有部分」。特にマンション居住者で構成される管理組合の共有の資産である「共有部分」に関しては、個人が勝手に補修したり、リニューアルさせることは できません。各マンションごとにフローリングなどの床材・サッシの交換などもルールが決められていることがありますので、「管理規約」や「使用細則」を確 認するとよいでしょう。

また、建物によっては配管が簡単には取り替えられない仕様だったり、大規模修繕工事の時に補修が必要な部分に不具合があったりする事例も見受けられます。

そこで、自分のリノベーションプランや住まい方と合った物件選びをするためにチェックしておきたいポイントをご紹介します。

浴室 天井裏 事例1


マンション_天井裏不具合

浴 室天井点検口より天井裏を確認したところ、上階との間のコンクリートスラブ(床の荷重を支える構造床)に穴が開いている状態でした。防音性能や防火性能が 不足している可能性が高いでしょう。また一部鉄筋がコンクリートからはみ出ている状態で、部分的にコンクリートの厚さが少ない箇所が見受けられました。




浴室 天井裏 事例2


目視できる範囲で排水管に水漏れ等の不具合は特に確認されませんでした。

マンション_天井裏様子

ただ、上階の排水管はすべてこの部屋の天井裏にて横引きされている状態ですので、万が一排水管に詰りや水漏れ等の不具合が生じた場合は天井を壊すなどして点検や工事を行わなければならない可能性がある状態です。

また、自室についてフルリノベーション等を行う際も、自室の排水管は下階の天井裏にあるため排水管の交換等は簡単に出来ない可能性があります。




浴室 天井裏 事例3


浴室天井裏から見たコンクリート配管(配線)貫通部分に、一部ジャンカ(セメントと骨材とが混ざり合ってなく、表面に粗骨材が現れている状態)が見られました。

マンション_天井裏ジャンカ

ごく部分的であるため、構造耐力上大きな影響を及ぼすレベルではないと思われますが、コンクリート躯体は共用部分になるため、大規模修繕のタイミングで補修されることが望ましいでしょう。




まとめ ~ホームインスペクターのひとことアドバイス~


中古マンションの住戸内に関しては、初期施工時の不具合の可能性や経年劣化を踏まえ、漏水の可能性のある給排水系統など住宅設備の総点検が大切です。


給水管・給湯管は、築年数によっては鉄管、銅管が使用されていますので、いずれ交換の必要が出てくることを踏まえ、リフォーム・リノベーションを検討するとよいでしょう。


そ の他、購入後にリフォーム・リノベーション工事を検討されている場合は、排水管が下階の天井裏に設置されている場合、更新には下階の天井の解体工事等が必 要になる可能性などが考えられますので、コンクリートスラブの形状や、給排水管のルート等の詳細を、竣工図で確認することをお勧め致します。

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